「旧統一教会被害者と支援者の会 高知」の結成経緯
元妻が旧統一教会の信者で多額の献金によって家庭が崩壊したと訴えている高知県南国市の橋田達夫代表(65)が立ち上げました。
橋田達夫代表は、支援者3人とともに2023年1月27日、高知市で記者会見し、「自分自身が被害者で、これまで相談する先がなくひとりで悩んできた。県内でつらい思いをしている人がいれば、会に連絡してもらい、1人でも多くの被害者の救済につなげたい。新たなスタートです。30年間、悩んできました。
相談するところがあれば、どんどん前に進んでいく。解決することが一番です。20年、30年前に被害を受けた人も連絡してください。全面的にバックアップ、サポートしていきたいです。」
「相談できる相手がいることは、被害者にとって大切なことで、一人一人の悩みに寄り添って活動の幅を広げていきたいです。」と訴えました。
団体では今後、電話による相談を受け付け、県の消費生活センターや警察、それに日本司法支援センター=法テラスとも情報を共有しながら、対応することにしています。
団体の電話番号は、「080-8143-2287」で、毎週火曜日と金曜日の午前10時から正午まで相談を受け付けています。高知県外の方でも連絡をお待ちしております。
宗教虐待は児童虐待です。苦しむ子ども若者に出会った時に、寄り添ったり、その声を受け止めていただきたいです。
関わる大人が、児童相談所に対応を相談することも可能です(通報でなくても相談もできます)
山上被告の公判を通じて宗教虐待対応のQ&Aと動画もぜひご覧ください。検索いただけるとすぐアクセスできます。
思想信条の自由・信教の自由は、日本国憲法・我が国が批准している子どもの権利条約・こども基本法によって、子どもたちにも保障されています。
親であっても子どもたちに信仰を理由とした虐待は禁止されているのです。
日本政府がもっと早い段階から宗教虐待に対応していたら、山上被告は、ここまで追い詰められなかったはずです。
社会全体で、こうした悲劇を生まない仕組みを整える必要があるのではないでしょうか。
同じような二次被害の信者家族が救われるような法整備を整えていただきたいです。